「トランスフォーマー博」マッピングショーを探る
玩具・アニメーション生誕30周年、映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』の公開を記念して日本初・世界最大級の“変形”空間体感イベント「トランスフォーマー博」がパシフィコ横浜にて8月9日から17日まで開催されます。
「トランスフォーマー博」では、3Dプロジェクションマッピングも実施され、東京駅、『進撃の巨人』などのプロジェクションマッピングを手がけた株式会社ネイキッドが、3Dプロジェクションマッピングを使ったショー演出を担当しました。
この3Dプロジェクションマッピングはジャパンプレミアにて初公開され、キャストのニコラ・ペルツ、ジャック・レイナーも「素晴らしい!」、「美しい!」と大絶賛されました。そんなこの夏話題の「トランスフォーマー博」の3Dプロジェクションマッピングをいち早く、ご紹介します!
四層になった変形するスクリーンへのマッピング
3Dプロジェクションマッピングを用いたショーは、建物など立体物自体が変形する面白さがありますが、これまでは立体物の表面が変形する「平面的」な使い方が主でした。
今回の『トランスフォーマー/ロストエイジ』プロジェクションマッピングでは、本作ならではの「トランスフォーム=変形」感を出すために、「動くスクリーン」をずらしながら四層に設置。
四層のスクリーンで奥行きを作ることで、立体感が感じられる、空間を活かしたプロジェクションマッピングを実施。また、四層のうち二層の「動くスクリーン」へのマッピングによって、より「トランスフォーム」感を演出。
変形車種「ピータービルト・379」(変形前)から「オプティマスプライム」(変形後)へマッピングでトランスフォームしながら、映画の世界とはひと味違うトランスフォーマーの世界を展開し、クライマックスにはトランスフォーマー二大キャラクターである「オプティマスプライム」と「バンブルビー」の巨大立像も登場し、ダイナミックにトランスフォームを演出します。
監督の森田雄さん(株式会社ネイキッド)にお話を伺いました!
監督 森田雄さん へのインタビュー模様
3Dプロジェクションマッピングの技術的な概要を教えて下さい。
−2分30秒程の映像となっており、プロジェクターを8台使用し、スクリーン8面、立像2体、背景1面の計11面に投影しています。
製作期間はどれくらいかかりましたか?
−映像制作に1ヶ月ほどかかり、「トランスフォーマー博」主催の日本テレビと映画配給元のパラマウントさんと制作致しました。
作品のコンセプトを教えて下さい。
−最初に依頼を受け際は立像に対して、面白いマッピングをできないか?という依頼でした。3メートルの立像にマッピングするだけでは寂しいので、何かおもしろいことをできないかと考えました。透明スクリーンが移動し、形を変えていくということで、トランスフォーマーの世界を再現し、コンセプトを”トランスフォーム”にしよう、ということになりました。単純にマッピングするのではなく、ブース全体を1つに演出したく、透明スクリーンを複数用い、少し段差を付けて配置しました。このような演出により、空間そのものをトランスフォームさせました。
映像の中で、オススメするシーンはありますか?
−オススメは動くスクリーンの面白さとスクリーンが開いた後のダイナミックな展開に注目をして頂きたいです。
トランスフォーマーの世界を堪能できるマッピングショー、公開されたばかりの映画と共に、楽しみたいですね♪
【「トランスフォーマー博」概要】
公式ページはこちら
<会期>
2014年8月9日(土)~17日(日)
※会期中無休
<開館時間>
午前9時30分~午後7時
<会場>
パシフィコ横浜 展示ホールB・C
〒220-0012 横浜市西区みなとみらい1-1-1
アクセスはこちら
<入場料>
大人:2,600円(税込)
子供:1,300円(税込)
※3歳以下無料
※当日券は会場窓口でも販売
※会場チケットカウンターのお支払いは現金のみのお取扱いとなります。クレジットカード等はご使用いただけませんので、予めご了承ください。
<注意事項>
内容は予告なく変更となる場合がございます。
協力:日本テレビ,株式会社 ネイキッド
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