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お出かけに便利なスマートフォン専用電子チケットサービス「PassMe!」スタート!

JTBとPayPalは日帰りレジャーや週末のお出かけ時の情報収集からチケット購入、施設でのチケット掲示と入場(認証)までを全てスマートフォン上で完結させることができすシステム「PassMe!」をスタートさせました。

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「PassMe!」を利用することで、お出かけ前や現地に到着した後でも、チケット購入列に並ぶことなく、お得な前売りチケットをスマートフォン上で購入できるほか、入場時には購入した電子チケットの画面を表示することで、電子スタンプによる「認証」を行えるため、チケットをなくす心配もありません。

P7230157電子スタンプを画面に押すだけで、入場完了。

チケットのシェアも可能

「PassMe!」で購入したチケットは家族や友人にLINEやメールでシェアすることできます。
全員が集まらなくても、到着した人から施設へ入場できるほか、急に都合が悪くなった場合でも、チケットをほかの人へかんたんに渡すことができます。

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もちろん、同一ユーザーが複数枚購入し、同じアカウントで複数の電子チケットを表示することも可能です。

決済方法に「PayPal」の選択も可能

「PassMe!」でのチケット購入において、従来どうりのページ上でのカード決済も可能ですが、ネット決済におけるグローバルスタンダードである「PayPal」の利用も可能。「PayPal」を用いることで、かんたんかつ安全に決済することができます。

IMG_1147決済時に「PayPal」を選択し、ログインすることで「PayPal」でのスムーズな決済も可能。

「PayPal」は世界203の国と100の通貨での取引に対応しており、将来的には海外からの訪日旅行者への販売も行っていきたいとのこと。

SNSとの連携やレビュー機能も

LINEとの連携により、登録したお気に入り施設の最新情報が届く機能も。
施設のレビューを「PassMe!」に投稿し、ユーザーと共有することができます。

施設側のメリットは?

館内スタッフへの特別なトレーニングは不要

導入する施設は掲示された電子チケットの画面に対して、スタンプを押印するだけで入場記録をつけることができます。
スタンプの押印だけで、入場できることから、導入に対してスタッフへの特別なトレーニングなどは不要。

P7230131WiFi等の電波接続も不要な電子スタンプ。

P7230141画面に傷のつかない特殊なスタンプを画面にタッチするだけで入場処理可能。

電子スタンプの詳細はこちら

低めに設定された手数料

施設側に掛かる手数料は初期費用やツール代不要でチケット代金の10%のみと、大手チケット取次企業のサービスと遜色のない数値でサービスを導入可能に。購入数でなく、スタンプを押印した場合のみ、支払われる成果報酬型とのことです。

マーケティングデータの提供も

購入者の年代や性別、居住県などのデータを施設側は入手することが可能。
電子決済システムのため、「PassMe!」を利用して入場した来場者の数は瞬時にオンラインで確認可能。集計時にチケットの枚数を確認したりという人的な手間はかかりません。

施設の最新情報の提供も可能

施設内のイベントなど最新情報を「PassMe!」ページに掲載するだけではなく、施設に対して「お気に入り登録」をした顧客に向けて、LINEを通じて最新情報の配信も可能。

今後の気になる展開について

サービスローンチ時点(2015年7月23日)で234施設、520種類のチケットプランを提供。2015年度末時点で利用者数10万人、加盟施設3000箇所、6000線種類のチケットプランを提供できるようにするとのこと。

P7230087記者会見も実施されました。
左:株式会社ジェイティービー グループ執行役員 事業創造部長の鈴木 雅己さん
右:PayPal Pte. Ltd.東京支店カントリー・マネージャー エレナ・ワイズさん

大手テーマパークなども導入してもらえるよう、アプローチを多くの施設に行っていくとのこと。
また、訪日旅行者も購入可能な他言語への対応を2017年以後にしていくとのことで、世界的に広く利用されている「PayPal」を利用することができる利便性を発揮することとなるでしょう。

現時点で利用可能な施設は限られておりますが、日本を代表する旅行代理店による新たなる挑戦、今後の展開が楽しみですね。

「PassMe!」公式ページはこちら

取材協力:株式会社ジェイティービー

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