劇団四季『ライオンキング』日本上演10000回記念車両を東京モノレールにて運転
6月15日(月)より7月31日(金)まで、東京モノレール羽田空港線にて「10000形車両デビュー1周年・『ライオンキング』日本上演10000回記念車両」が運行されます。
劇団四季の『ライオンキング』は、1998年の開幕来、日本演劇史上初の無期限ロングランを続け、本年7月15日(水)に日本上演通算「10000回」を達成いたします。また劇場最寄りのモノレール浜松町駅を発着駅とする東京モノレールでは、7月18日(金)に新型車両「10000形」の運行開始1周年を迎えます。
ヘッドマークや車内装飾を実施
これら10000形車両デビュー1周年・『ライオンキング』日本上演10000回記念を記念して、ヘッドマークと車内天井に『ライオンキング』仕様の装飾を施した「10000形車両デビュー1周年・『ライオンキング』日本上演記念車両」を運行。
車内天井のエアコン吹き出し口全体に渡り、
「10000」つながりならではな装飾が施されています。
記念車両出発式を実施!
記念列車の運行に伴い、ミュージカル『ライオンキング』(港区・四季劇場[春]にてロングラン上演中)の出演者による、記念車両の出発式が行われました。
モノレール浜松町駅の“一日駅長”として記念車両出発式に『ライオンキング』に現在出演中のシンバ役 石毛翔弥(いしげしょうや)さんと、ナラ役 辻茜(つじあかね)さんの2人が1日駅長として参加。
「ライオンキング」仕様となった列車が到着するとホームには歓声があがり、制帽をかぶった2人とモノレール浜松駅駅長の山野道彦(やまのみちひこ)さんの合図で列車は無事に発車してゆきました。
出発式後、石毛さん、辻さんよりコメントを頂戴し、石毛さんが舞台さながらに咆哮をあげる場面もあり、報道陣からは歓声が上がりました。
出演者コメント
シンバ役 石毛翔弥(いしげしょうや)
この車両は両者の “10000”という数字がご縁で製作していただきました。車内には『ライオンキング』の世界が広がっています。『ライオンキング』に守られたこの車両が、羽田空港から劇場のある浜松町までお客様を安全に運ぶことを、駅長として心より願っております。
劇団四季『ライオンキング』について
ミュージカル『ライオンキング』としては初の海外公演となった日本公演は大ヒットを記録し、現在もロングラン上演中。
アフリカやインドネシアの文化のみならず、日本の文楽や歌舞伎も取り入れ、ミュージカル界に驚きをもたらしました。
出発式にも参加されたシンバ役 石毛翔弥さん
撮影:上原タカシ
7月15日に日本上演通算10000回を達成するミュージカル『ライオンキング』。
前人未踏のロングラン記録を更新し続ける『ライオンキング』、どうぞお見逃しなく。
劇団四季『ライオンキング』公演公式ページはこちら
東京モノレール「10000形」について
1964年9月に開業した東京モノレールは世界初の都市交通跨座式(こざしき・車両の下にレールがあるスタイル)として、羽田空港へのアクセスと沿線住民の重要な交通手段として親しまれています。
グリーンとスカイブルーのデザインで沿線の象徴「空・海・緑」を表現。
新型車両「10000形」は東京モノレールとして17年ぶりに開発された新型車両で、コンセプトはスマートモノレール。
2020年の東京オリンピックや羽田空港の今まで以上の国際化に向け、日本の玄関にふさわしい快適な車両となっています。
車両間仕切扉に日本のテイストを
車両間貫通扉にガラスを用いることで、開放感を演出。
ガラスゆえの扉への衝突防止策として、「五重塔」「富士山」「盆栽」「扇子」などの日本を象徴する柄を表示することで、外国からのお客さまにも「和」のテイストをお楽しみいただけるようになっています。
中央には東京モノレールのロゴマークを掲示。
扉により、表示されるイラストは異なるので、乗るたびに違う「和」を感じられます。
モノレールの「顔」
モノレール車両として初めて最新のLED前照灯と車幅灯を設置。
高所を走行する車両の幅を明確に表現するだけでなく、単調になりがちな車両「顔」の表情を変える役割を果たしています。
無線LANを提供
無線LANによる高速インターネットを車内で提供しています。
海外のゲストも使えるよう、4ヶ国語で表示。
7月31日(金)まで運転される記念車両、出会えたらラッキーですね!
劇団四季『ライオンキング』公演公式ページはこちら
協力:劇団四季,東京モノレール
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