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木下グループPresents舞台『No.9-不滅の旋律-』いよいよ開幕.

「運命」(交響曲第五番)、「田園」(交響曲第六番)、「エリーゼのために」、「悲愴」etc.……
聴力を失いながらも数々の名曲を残し、後世の音楽家達にも多大な影響を与えた“楽聖”ベートーヴェン。その波乱に満ちた苦悩の人生を新しい視点と意欲的な演出&音楽表現で描き、全公演スタンディングオベーションの絶賛を浴びた舞台『No.9-不滅の旋律-』が、初演から3年を経て、ついに再演を果たします。
ベートーヴェンが書き上げた9番目にして最後の交響曲、「交響曲第九番ニ短調作品125」。日本では“第九”と呼ばれ、特に第4楽章の主題は『歓喜の歌』として親しまれています。
その“歓喜”に至るまでのベートーヴェンの葛藤と情熱を描いた物語は、劇場に感動の渦を巻き起こし、クラシック音楽ファンをも魅了。まさに音楽と演劇が融合した感動の舞台、その伝説の第2章が今秋、新たに幕を開けます。

演出の白井晃、脚本の中島かずき(劇団☆新感線座付き作家)、音楽監督の三宅純という最強クリエイティブチームが舞台を構築。ベートーヴェンを演じるのは初演に引き続き稲垣吾郎。幼少期の父親からの暴力、母の死、貧困と孤独、報われぬ想い、そして音楽家にとって致命的ともいえる聴覚障害……多くの困難に見舞われ、偏屈な激情家と化した天才が持つ人間味溢れる様々な面を、全身全霊で熱演し観客を魅了します。ベートーヴェンを支える人物マリア役で新たに出演する剛力彩芽に期待が高まります。3年を経て新たな地平に立った今、実力派キャストを揃え、果たしてどれ程の深化&進化を見せるのか?誰もが知る作曲家の、誰も知らない時間。閉ざされた聴覚の中に響き渡るのは、音楽か耳鳴りか。絶え間無い絶望の中で己の信じた芸術とは一体何なのか。
天才作曲家の波乱の人生と、彼が生み出した珠玉の調べが響き合う交歓のシンフォニー、新しい『No.9』にどうぞご期待下さい。
初日の公演に先立ち、2018年11月10日(土)東京都港区のTBS赤坂ACTシアターにて囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

囲み取材の様子

登壇されたのは、初演に引き続き、主人公のルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを演じる稲垣吾郎さん。

初日を迎えるが今の心境は?

「いよいよという感じですね。初演は3年前だったんですけども、またこうして再演出来る事を嬉しく思っておりますし、3年経ってまた更にパワーアップしたこの「No.9」を皆さんにお届け出来るんじゃないかなと思っております。」

稽古中のエピソードは?

「結構、黙々とやっているので僕は結構孤立した感じで。皆集中していますし。

本番期間が始まったら、皆で和気藹々と楽しく。」

自分にピッタリだと言われていたべートーヴェン、何処が一番似てる?

「やっぱりヒステリックな所ですかね?最近、香取君や草彅君に“ヒステリックゴロチ”と言われているんですよ。この間もインターネットの番組中に「#ヒステリックゴロチ」で拡散して軽く炎上しましたけど。普段隠しているんですけど、多少、僕の心の中でそういう所があるんです。」

ベートーヴェンは天才だが、自身は天才・秀才・努力家のどれ?

「努力家でもなければ、天才でも無い・・・天然ですね。」

再演にあたって、自身で気づいた・発見した事は?

「初演で気づかなかった事は多かったです。この間、実際にオーストリアのウィーンにも行かせて頂いて、ベートーヴェンのゆかりの地を訪ねたりとか、ウィーンの町並みに行く事によって、彼を身近に感じられたというか、「天才ベートーヴェン」というよりも「人間ベートーヴェン」を凄く感じられたので、そういう事が今回の再演でヒントになっています。あと、台本の中でも気づかなかった事とか、“こういう意味を持っていたんだ”とか、そういう事も多くて、なんかようやく完成してきたという感じですね。」

最後に来場者へのメッセージ

「再演なので、前回を観た方にも楽しめるような内容になっていますし、日本全国に伺いますので、やっぱり舞台というのは生で応援して下さるファンとお会い出来る空間なので、応援してくれている「NAKAMA」の皆さんには勿論の事、この舞台の劇場に足を運んで頂きたいと思います。頑張ります。」
と話されました。

公開ゲネプロの様子

1800年、ウィーン。作曲家ベートーヴェンは聴覚障害に犯され始めていた。音楽と孤独に向き合い、身分の差から愛する人ともうまくいかず、その心は荒んでいく。

しかし、ピアノ工房で出会ったマリアや弟達をはじめとする周囲の人々との触れ合いが、彼に変化をもたらし始める。

国の情勢が刻々と変化していく中、ナポレオン軍の敗北をテーマとした曲『ウェリントンの勝利』で成功を収めたベートーヴェンは、頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留め、名曲を生み出していく。

その一方で、幼少期に父親から暴力を伴う厳しい教育を受けた影響で、苦しい幻影には悩まされ続けていた。そんな自分を自覚しながらも、自ら後見人となった次弟の息子カールに、自分の音楽の全てを託そうと異常なまでに執心してしまう。

そして迎えた『第九』の演奏会。その創造的な試みに対する聴衆の反応は、彼の耳に届いたのか?

ベートーヴェンが生涯を賭けて問いかける本当の芸術とは……?

 

【木下グループPresents舞台『No.9-不滅の旋律-』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2018年11月11日(日)~12月2日
大阪公演:2018年12月7日(金)~12月10日(月)
横浜公演:2018年12月22日(土)~12月25日(火)
久留米公演:2019年1月11日(金)~1月14日(月・祝)

<会場>
東京:TBS赤坂ACTシアター
大阪:オリックス劇場
横浜:KAAT神奈川芸術劇場(ホール)
久留米:久留米シティプラザ(ザ・グランドホール)

<公演時間>
約3時間10分(20分間の途中休憩を含む)

<料金>
東京:S席12,000円A席10,000円
注釈付S席12,000円
※一部見づらいシーンがございます。ご了承ください。
立見指定7,000円(1階後方)

大阪:S席12,000円A席10,000円

横浜:S席12,000円(シルバー(65歳以上) 11,500円/U24(24歳以下) 6,000円)
A席10,000円
B席7,000円(高校生以下1,000円/イス付き立見席7,000円)
※シルバー、U24、高校生以下はチケットかながわの電話、窓口のみ取扱い。
(前売りのみ、枚数限定、公演当日ご本人様の身分証明書をご提示いただきます。)

久留米:S席12,000円A席10,000円B席7,000円
(全席指定・税込)
※一部舞台が見づらいシーンがございます。あらかじめご了承ください。
※未就学児のご入場はお断りいたします
※チケットはお一人様1枚必要です
※車イスでご来場のお客様は公演前日までにお問合せ先までご連絡ください
※営利目的での転売禁止

<出演者>
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:稲垣吾郎
マリア・シュタイン:剛力彩芽
ヨハン・ネポムク・メルツェル:片桐仁
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー:村川絵梨
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン:鈴木拡樹
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー:岡田義徳
フリッツ・ザイデル:深水元基
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン:橋本淳
ヨハンナ:広澤草
カール・ヴァン・ベートーヴェン:小川ゲン
兵士ほか:野坂弘
カール・ヴァン・ベートーヴェン(少年):山崎雄大
ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィク:奥貫薫
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン/ステファン・ラヴィック:羽場裕一
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー:長谷川初範

『ピアニスト』
末永匡
富永峻

『コーラス』
◆ソプラノ
泉佳奈
小塩満理奈
關さや香
髙井千慧子
髙橋桂
竹田理央

◆アルト
南智子
小山由梨子
中川裕子
長谷川友代

◆テノール
石福敏伸
岩田元
斎木智弥
佐藤慈雨
外崎翼
吉川響一

◆バス
黒田正雄
今井学
酒井俊嘉
比嘉誉

<STAFF>
演出:白井晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽監督:三宅純
美術:松井るみ
照明:高見和義
音響:井上正弘
衣裳:前田文子
ヘアメイク:川端富生
映像:栗山聡之
アクション:渥美博
演出助手:豊田めぐみ
舞台監督:田中政秀
技術監督:白石良高
宣伝美術:BATDESIGN
宣伝写真:西村淳
宣伝スタイリング:細見佳代(稲垣吾郎)、青柳美智子
宣伝ヘアメイク:金田順子、佐藤裕子(studioAD)(稲垣吾郎)、高城裕子(剛力彩芽)、川端富生、伊荻ユミ
宣伝映像:十川利春
楽器協力:ユーロピアノ
制作:笠原健一、重田知子
プロデューサー:熊谷信也
特別協賛:木下グループ
東京公演主催:TBS/キョードープロデューサーズ/イープラス/木下グループ
大阪公演主催:No.9大阪公演事務局
横浜公演主催:KAAT神奈川芸術劇場
久留米主催:RKB毎日放送
提携:久留米シティプラザ(久留米市)
東京公演後援:BS-TBS
企画・製作:TBS

 

 

 

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