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舞台「BRAVE10~燭~」いざ開幕!

2006年より2011年まで、株式会社KADOKAWA メディアファクトリー発行の漫画雑誌、「コミックフラッパー」に連載された、漫画家霜月かいりの作の「BRAVE10」。

真田十勇士を題材とした本作は、月刊漫画雑誌「コミックジーン」に2011年から2016年まで続編「BRAVE10S」が連載、更にスピンオフ作品として「BRAVE10 ~戯~」が同誌に掲載中と、シリーズを通して人気の作品です。

2017年6月~7月、東京都渋谷区の全労災ホール/スペース・ゼロにて、初の舞台化作品、舞台「BRAVE10」が上演。中村優一演じる霧隠才蔵を主人公に描かれた冒険活劇は、大好評の内に幕を閉じました。

2018年1月に行われた、舞台「BRAVE10」スペシャルイベント行われた次回作の発表から約7ヶ月、東京都中野区のなかのZERO大ホールにて、舞台「BRAVE10~燭~」が2018年7月26日(木)より開幕します。

初日の公演に先立ち、囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

囲み取材の模様

囲み取材に登壇されたのは、霧隠才蔵役の中村優一さん、真田幸村役の伊万里有さん、海野六郎/七郎役の宮城紘大さん、伊達政宗役の小坂涼太郎さん、服部半蔵役の遊馬晃祐さん、真田信幸役の寿理さんの6名。

先ずは、本作の開幕へ向けての意気込みとして、中村さんは「先ずは昨年の舞台「BRAVE10」の公演を見に来て下さった皆様の応援の御蔭で、続編「BRAVE10~燭~」が今回開催出来る事が本当に嬉しく思います。今回はキャストの人数が去年よりも沢山増えまして、アンサンブルを含めて役30人という大所帯になりました。去年よりもお芝居もそうですし、殺陣も映像も本当にレベルが上がって見所がテンコ盛りになっております。宜しくお願いします。」とコメント。

伊万里さんは「優一君が殆ど言ってくれたんですが、前回は幸村は十勇士をバチッと纏めて、半蔵をバサッとやっつける役だったんですけど、今回は色んなトラブルに見舞われます。トラブルと言えば、昨日、演出のヨリコさんが「嫌な事が自分に起きた」という出来事が有ったと。その嫌な事自体は置いといて、「今回の舞台の悪い部分は全部俺が吸い取ったから」と言ってたんです。それを聞いて稽古終わって家に着いたら、家の鍵を楽屋に置いてきて、諦めて銭湯に行ったら行ったで、自販機で飲み物買おうとお金を入れたら、おつりが帰ってこない。そして朝御飯を食べた後トイレに行ったら、トイレットペーパーが無い・・・。さっきヨリコさんが悪い部分は全部俺が吸い取ったと言いましたが、それ全部俺が持っていったんです。なので、今回見に来て下さるお客様の悪い運気も全部俺が吸い取ります!」と述べました。

宮城さんは「僕が言いたい事は全部優一君が言ってくれましたが、凄い素敵な作品になってます。僕個人的には、前作も凄い体作りを頑張ったんですけど、今回も体の曲線作りを頑張ろうと思いつつ。そして、今回僕は一人二役という事で双子の弟の七隈と両方を演じるんですけど、このゲネプロを見終わった後、「宮城はもう一人の宮城とハイレベルな戦いを演じた」と記事に書いて貰える様、僕はそのシーンで本当に凄い事をやっていると思っているので、宜しくお願いします。」と述べました。

小坂さんは「新作で引き続き伊達政宗として出られる事が凄い嬉しくて、会場も前作より滅茶苦茶広くなっていて、多くのお客様に見て頂けたらと思います。長髪と眼帯に苦戦をしたので、前回よりも殺陣が増えていて、頑張った所なので是非注目して見て頂けたらなと思います。勿論、“牛タンドロップス”もありますので見に来てください。」とコメント。

遊馬さんは「前回、僕は奇魂を狙う一人だったんですけど、今回は立ち位置が変わって、その立ち位置と半蔵の変化とそれに関わってくるキャストの変化を是非、お客様に見て貰いたいですし、キャストが増えたという事で熱量が上がっていますので、お客様に絶対に満足してもらえる自身は有るので是非、来て頂けたら嬉しいなと思います。」とコメント。

寿里さんは「今回初参加なんですけども、ヨリコさんを初め、凄く“知った”メンバーも多く、稽古に入ってから本当に楽しく時間を過させてもらいました。優一が引っ張っていきながら、何となく有がボケてワチャワチャし、締める所は皆で自然と締められる良いカンパニーだなと思って稽古を見ていました。そんなカンパニーが全員一丸となって、作品を作る事がどれ程のエネルギーになって皆様に伝わるのかを劇場に見に来ていただければ、僕は本当嬉しいです。是非是非お越しください。」と述べました、

質疑応答へ進みます。

Q:前作に比べ殺陣が凄いという事でどんな所が稽古が大変だったか?

中村さん「前作は僕が十勇士の一人一人と戦って仲間を増やしていくという感じだったんですが、今回は仲間になった所からスタートし、敵が多くなったので人数自体が増えたというのも、大変な所だと思います。ただ武器の重量が前回より軽くなったのでその分は楽になったかなという感じです。後は殺陣をやりながらの映像演出とかもパワーアップして盛り沢山なので、見応えが有る物になると思います。」

Q:稽古中の面白エピソードを1つ

寿里さん「演出のヨリコさんは滅多に怒らないんですけど、紘大がストレッチをしていた時に、僕も近くでストレッチをしていたものですから、顔を近づけたら「はぁぁっ、寿理さん止めて下さいよっ」と思わず声を大きくしたら、ヨリコさんが「うるせぇぞ!稽古中だぞ」とガチに怒られました。僕はテーブルの下でストレッチをしていたのでそのままストレッチを継続してました。最年長が一番最初に怒られるという。」

Q:前作よりキャラクターが増えた中で、アクの強いキャラクターは?

中村さん「全員アクが強いんですが、今回、万華・千華みたいに原作にもアニメにも登場しないオリジナルキャラクターも居ますし、そこらへんはBRAVE10の原作を読んでいる方でも、舞台版だけのオリジナルキャラクターなので、凄く楽しめるポイントかなと思いますし、才蔵の師匠である百は原作にも出てるんですけども、本当にカッコイイ師匠です。三成と兼続、特に和合真一が二人共元々仲が良いのか、完全に出来上がっちゃっているので二人がネタあわせしたり、癖が凄いです。あの二人の御蔭で色がまた変わったというか。」

最後に中村さんから来場者へのメッセージとして中村さんは「この連日の猛暑に熱い舞台になりますよう、7月26日から7月29日まで、是非見に来て下さい。よろしくお願いします!」とコメントされました。

ゲネプロの模様

風雲急の慶長五年、上田の真田幸村のもとに十の勇士が集まった。

土、金、雷、火、風、氷、水、草、光、闇・・・・・・殺戮の女神イザナミから出雲の巫女、伊佐那海を守った勇士たち、だが、そのイザナミの力を宿した伊佐那海を手に入れようと躍起になる者たちが・・・・・・。

群雄割拠の戦国の世で天下を狙う者たちが、イザナミが持つ人外の力を手に入れようと暗躍する。

十勇士の与頭になった才蔵・・・・・・だが、思わぬ人物の再来によって分裂した仲間たちをまとめることが出来ず、自分の不甲斐なさを主の幸村への怒りに置き換えて誤魔化そうとしていた。

一方、伊佐那海は勇士たちに守ってもらってばかりの自分ではいけないと自分も仲間達と一緒に戦えるように強くなりたいと心に誓う。

伊佐那海を狙う、徳川秀忠が幸村の兄、真田信幸を脅迫し伊佐那海を手に入れようとする。

それを聞いていた伊達政宗が、更に信幸を追い詰め最終的には自分が伊佐那海を奪おうと企む。

幸村と信頼関係にあったはずの石田三成も、亡き主、豊臣秀吉への想いが強いあまり、闇落ち状態に・・・・・・

直江兼続の言葉も聞き入れず、伊佐那海の力を狙う。才蔵は・・・・・・勇士たちは・・・・・・
暗躍する者たちから伊佐那海を守ることが出来るのか・・・・・・?

【舞台「BRAVE10~燭~」公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
2018年7月26日(木)~7月29日(日)

<会場>
なかのZERO 大ホール

<公演時間>
約2時間30分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
S席7,900円A席6,900円

※未就学児童入場不可

<出演者>
霧隠才蔵:中村優一
伊佐那海:伊藤優衣
真田幸村:伊万里有
海野六郎:宮城紘大
海野七隈:宮城紘大
アナスタシア:護あさな
由利鎌之介:辻諒
猿飛佐助:大崎捺希
筧十蔵:鷲尾修斗
三好清海:新井將
弁丸:篠原立
根津甚八:小波津亜廉

石田三成:葉山昴
直江兼続:和合真一

万華(舞台オリジナルキャラ):田上真里奈
千華(舞台オリジナルキャラ):高橋紗妃

百:田中稔彦
徳川秀忠:末野卓磨
壱丸:松田一希
弐虎:喜多野章太郎

伊達政宗:小坂涼太郎
服部半蔵:遊馬晃祐
真田信幸:寿里

 

スガマサミ
及川崇治
守上慶人(PADMA)
福本泰祐(PADMA)
三宅綾子(PADMA)
朝比奈叶羽
角田悠

<STAFF>
原作:霜月かいり「BRAVE10」「BRAVE10S」(KADOKAWA刊)
脚本・演出・映像:ヨリコジュン
音楽:倉堀正彦、Dingleberry Orchestra
美術:松本わかこ
舞台監督:中西雅彦、牧野剛千
照明:大波多秀起(デイライト)
音響:相川幸恵(エディスグローヴ)
殺陣:スガマサミ
振付:西田紗代、高岡純
衣装:外林健太(RIM)、永野桃子、池田名穂(RIM)
ヘアメイク:KEN(RIM)、YUKA(RIM)
演出助手:きまたまき
演出部:高澤裕子、成田里奈
小道具:藤波小道具株式会社
大道具:株式会社俳優座劇場
音響制作:岡安智章、高橋美咲
アクションサンプラー:川口莉奈
CG制作:星野安規
映像制作:阿部侑介
宣伝美術:横澤進一
宣伝写真:荒金大介
宣伝:青木美希穂
機材協力:EPSON
ヘアメイク協力:スワローテイル/Perfect Series 1day/TV&MOVIE/24cosme
制作協力:Ask
DVD収録:中島良

主題歌:「闇ヲ照ラス光ガ欲シイト言ワレテ」
作詞:ヨリコジュン、AKIRA
作曲:Dingleberry Orchestra
歌:AKIRA

現場制作:村上何時か、苅羽悠
当日運営:亀岡知子
制作プロデューサー:古河聰
アソシエイトプロデューサー:千々岩奈央(ダブルアップエンタテインメント)
プロデューサー:板橋明久(ダブルアップエンタテインメント)
協力:アルマット、ウインドアーツ、エースクルー・エンターテインメント、エフ・エム・ジー、えりオフィス、演劇集団ふれる~じゅ、音ノ屋、オムニア、刀屋壱、ギグマネジメントジャパン、グリーンメディア、ケイポイント、サンズエンタテインメント、サンビーム、J-beans、ジュネス、G-STAR.PRO、スタービートエンターテイメント、砂岡事務所、タイムリーオフィス、ドワンゴ、フラッシュアップ、フレイヴエンターテインメント、舞夢プロ(50音順)
企画協力:株式会社KADOKAWA
企画・主催:2018 舞台「BRAVE10~燭~」製作委員会(ダブルアップエンタテインメント、サンライズプロモーション東京、ビザビジョン)

© 霜月かいり・KADOKAWA / 2018 舞台「BRAVE10~燭~」製作委員会

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