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Hibiya Festival オープニングショー、東京ミッドタウン日比谷にて公演!

三井不動産株式会社は、このたび、東京ミッドタウン日比谷開業後初のエリアイベントとして、「Hibiya Festival」を2018年4月26日から2018年5月20日まで開催します。

芸術文化とエンターテインメントの聖地、日比谷。
この日比谷が街をあげて観劇をもっと身近にする初の試み、「Hibiya Festival」は、メイン会場となる「東京ミッドタウン日比谷」では、バラエティに富んだ様々なステージパフォーマンスを上演。

帝国ホテルや日比谷公園など、日比谷の街の随所でも特別企画を実施予定。ゴールデンウィークは、文字通り日比谷エリアが観劇に染まるフェスティバルです。

その幕開けを華やかに飾る、2018年4月26日の一夜限りのオープニングショーが東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷ステップ広場にて行われました。

オープニングショー

この場所は鹿鳴館のあった格式高い場所であり、また近代化に伴い、日比谷界隈では舞台芸術の花が開いてきました。
このショーは、大人の世界に憧れる少女のお話。彼女は恋に落ち、音楽、ダンスなどエンターテイメントに酔い、痛みを伴いながらも未来を見つめ、成長していきます。

事前に配布された整理券を手に入れた観覧者が今か今かと待つ中、定刻通りに明かりが落ちると、「シーン1・オープニング」がスタート。

この物語のストーリーテラーの大澄賢也さんが登場すると本作の主人公である、大人の世界に憧れる少女をエンターテイメントの世界へと導きます。冒頭一分と立たぬ内に、日比谷ステップ広場は大澄さんの魔法にかかり、一気にタイムスリップ。

瞬く間に「シーン2・舞踏会」へ。
まだ幼かったヒロインの少女の夢は、鹿鳴館。

日比谷ステップ広場の階段一杯を使った壮大な社交会が繰り広げられます。

続いて「シーン3・20年代モガ・ボガ」へ

“そう、時代も変わります。時代は音楽を造り、音楽は人の心を作る。”

大澄さんがそういうと、鹿鳴館から街の中へと場面は変わり、“モダンボーイ・モダンガール”が日比谷で大流行していた20年代の曲が流れます。

そして「シーン4・30~40年代ビッグバンドジャズ」に。
終戦後の1945年になると日比谷の街に大勢のアメリカ兵が押し寄せ、映画館や劇場は人で溢れ、日比谷は“エンタメ”の街に。

パワフルなスイングジャズにのせ、スタイリッシュかつエネルギー溢れるダンスに会場はテンションUP。
お次は「シーン5・50年代太陽族~ロックンロール」。

空前の高度経済成長期への階段を駆け上がり始める日本。
40年代のテレビの一般家庭への普及で太陽族と呼ばれる、俳優の故石原裕次郎似の若者が日比谷のいたる所に。

50sロックの王道曲でいよいよ熱をおびる日比谷ステップ広場。

全員が去り、舞台上が少女一人になると、「シーン6・60年代ジャージーボーイズ」。

ここで、特別出演の中川晃教さんが登場。2曲を熱唱し、圧倒的歌唱力とパフォーマンスで会場を虜にします。“サンキュー、アッキー!!”と絶賛の大澄さん。

中川さんが退場後、あの“9月“のイントロが流れると歓声が上がり縦ノリが始まる日比谷ステップ広場。勿論、次は「シーン7・70年代ディスコ」。1970年に歩行者天国が銀座でスタート、第二次ベビーブーム、と時代は滅茶苦茶陽気に。

遂に黙っていられなくなった大澄さん、ダンスへ参加します。
そして80年代へと場面は変わり、「シーン8・80年代ロック」へ。

遂にバブルが到来。やっと女性が強くなれる時代、男女雇用均等法が成立。

草食男子をぶっ飛ばすゴリゴリな時代の日本を代表する、“泣き虫先生”でおなじみのあの名曲を歌うは、女子高生ゴスペルシンガーで話題となった鈴木瑛美子さん。

ド迫力の女性陣のダンス、観覧エリアから上がりまくる拳がこのシーンの全てを表しています。

遂に世紀が代わった21世紀、激動の時代へと突入した2000年代を表す場面は、「シーン9・2000年代ヒップホップ」。

多様化が象徴される時代の申し子とされるジャンル「HIPHOP」。
主人公の少女も最初は楽しそうでしたが、次第についていけなくなり、“痛み”を感じる事に。

楽曲終了後、会場内にサイレン音が響き渡ると、少女を残しステージは真っ暗に。
すると、深いビートのEDMサウンドにのせて、ステージ袖から全身LEDスーツを着た6名のダンサーが登場。

「シーン10・近未来」にて登場したのは、LDH所属の覆面ダンサーグループ、SAMURIZE from EXILE TRIBE。

激しく飛び交うレーザーと共に、見る者を一瞬にして異次元へと誘う、そのビジュアルパフォーマンスに会場は思わず息を呑みます。
暗転の後、「シーン11・再開」へ。

ステージ淵に座っていたのは、舞踏会のシーンで少女が憧れていたけれど、声を掛ける事が出来なかった男性。

少女が勇気を出して男性の手をとると、自然と二人は踊り始め、そこには愛が芽生えるのでした。

おたがいに熱いキスを交わすと、ここぞとばかりに大澄さんが「さあ、皆で二人の新たな旅立ちを祝おうか!!」の号令を合図に二人の周りを囲んでいたこれまでの時代の出演者達がいっせいにテンションUP。成長した少女と男性をお祝いする場面は「シーン12・大団円」。

どの時代の人間も分け隔て無く踊る姿は、この100年間の日比谷を象徴する様。
出演者が次々と観覧エリア方向へなだれ込み、会場を巻き込みます。

そして日比谷ステップ広場が一つになった時、遂に“彼女“が動き出します。
「シーン13・覚醒」にて大詰めを迎えるこの物語。
いよいよ“彼女”が夢から覚める時。「もう、“少女”の時代は終わり、君は一人のレディとして、この街で知った喜びを多くの人達に届けるんだ!」とティアラを授かった少女を力強く押す言葉を話す大澄さん。

「私と約束してくれ…夢は忘れないで。私は夢を忘れない。つまらない大人に成った人達を沢山見てきた。君はそうなるな!」と大澄さんが語りかけると、力強く少女は頷き、“彼女”の元へ走ります。

そして、大澄さんが「さあっ、目覚めよ!!」と力強く叫ぶと、青色の照明とレーザーが飛び交う中、遂に“彼女”フローラが起動し目覚めます。

フィナーレを飾る大澄さんの「皆さん、この街、日比谷は生まれ変わります。
貴方の夢を叶える為に。ようこそ、愛と奇跡で溢れるこのワンダーランドへ!」の言葉と共にステージはブラックダウン。歓声と拍手に包まれ物語は終わりました。

トークショーの模様

盛大な「シーン14・カーテンコール」の後は、大澄さんの呼び込みで、本作の演出家、宮本亜門さんが登場。出演者一人一人の名前を読み上げた後、「皆さん、お分かりかと思いますが、実はこの場所は鹿鳴館、日本初の舞踏会場があった所のそばに有ります。それから日比谷はエンターテイメント、舞台、映画とあらゆるものが発展して来ました。」

そして、中川さんに日比谷といえば、“自分の村”のようなモノか?と宮本さんが問うと、「僕だけじゃなくて今日お越しの皆さんにとっても、凄く思い出のある街なんじゃないでしょうか!?」と会場を巻き込んで日比谷愛を話す中川さん。

そして大澄さんに宮本さんは、最早、日比谷は自分の家?とぶっちゃけな質問をすると、「自分は帝劇とかクリエとか出させて頂いているんですが、30年前、日生劇場で宮本さん演出の『エニシング・ゴーズ』を見させて頂き、その時、僕はNYから帰って来たばかりで、日本でこんなにブロードウェイに通用するミュージカルを作る人がいるんだという事をその時思って、あれ以来、初めてですよ。亜門さんと一緒に仕事させて頂くの。」と大澄さん。

「何無理やり盛り上げてるんですか。なにもあげないよ♪」と楽しそうな宮本さんは「日生劇場で自分が31歳の時に初演出をやった大劇場なんです。本当にこの日比谷であらゆる事を学んで、そして人を喜ばせる事、楽しませる事、一緒に繋ぐ事を教えてくれた街です。

そして、皆さんにお伝えしたいのが、この東京ミッドタウン日比谷のビルのデザインは、『ダンシングタワー』といって、鹿鳴館からインスピレーションを受け、舞踏会で男性と女性がダンスをするエレガントな曲線を描いて、シンボルになっているという事なんです。」

そして最後にフローラの生みの親、ヤノベケンジさんが登場。
日比谷のど真ん中でフローラを見た感想をヤノベさんは「夢のようでしたね。実はこの作品は2014年に複製を製作して移動したんですけども、その時に純白のドレスを着ていたのを宮本さんにスカウトされて、この日比谷で文明開化にかけて“文明の花ひらく“という意味でフローラを作らさせて頂きました。

しかも衣裳は、アートディレクターの増田セバスチャンさんにデザインして頂いて。
そして亜門さんの演出の御蔭で、小娘が大女優の様にこの大舞台に出れて…」と一入のようでした。

最後は報道向けフォトセッションが行われステージオープニングショーは幕を閉じました。

そして午後8時より、翌27日より行われるシンボルオブジェ・Floraナイトショーが先行披露されました。

幻想的な音と光の夜演出で、フローラが目覚める演出は一見の価値有り。

なお、宮本さん曰く、“フローラがウインクする所を見るといい事が起こるという噂がある”そうです。是非、日比谷ステップ広場でその瞬間を見てみたいものですね。

なお、東京ミッドタウン日比谷の日比谷ステップ広場では、期間限定ラウンジ「JOHNNIE & HIGHBALL Hibiya Garden」がオープン。世界No.1スコッチウイスキーブランド※1「ジョニーウォーカー」の伝統と革新が息づく“ブレンド”を体現するBAR。

東京ミッドタウン日比谷、Hibiya Festivalという空間や文化、そこに集う人達を特長的なフレーバーと共にブレンドし、訪れた人々に一人では得る事の出来ない“JOHNNIE&”な体験を楽しめます。

◆ドリンク(ジョニーウォーカーブラックラベル12年を使用)

ジョニーハイボール:500円

ジョニーハイボールクラフトスタイル:500円

◆フード

ハンバーガー3種(フレンチフライ付き)(スモーキー、ウッディ、フルーティ)各1,200円

サンデーローストチキンプレート1,200円

フィッシュ&チップス900円

ソーセージ&マッシュ900円

シーズナルピクルス&オリーブ500円

オイルサーディン&バケット500円

※1 IMPACT DATABANK 2016 に基づく販売数量。
※価格は全て税込。
※その他ノンアルコールドリンクなども用意。

Hibiya step show

そして期間中、日比谷ステップ広場特設ステージにて演劇、ダンス、舞踊、ミュージカル、オペラなど、多様なジャンルのショートステージを無料で公演する、「Hibiya step show」を開催。

観劇ファンの方々はもちろん、舞台を見た事が無いという方も是非。
詳細、出演者スケジュール等は公式HPまで。

さらに、ストリートパフォーマーが東京ミッドタウン日比谷の館内や日比谷公園に出現!日比谷の街を盛り上げるパフォーマンスも。

こちらも詳細は公式ホームページまで。

日比谷の町を挙げた観劇祭、今年のGWは是非とも話題の日比谷へ。

【「Hibiya Festival」オープニングショー概要】

公式ページはこちら

<公演日時>
2018年4月26日(木)19:00開演

<会場>
東京ミッドタウン日比谷日比谷ステップ広場

<公演時間>
約35分

 

<セットリスト>
M1:「魔法」
M2:「舞踏会」「魔法」
M3:「Charleston」「Yes Sir, That’s My Baby」
M4:「Sing, Sing, Sing」
M5:「嵐を呼ぶ男」「Rock Around The Clock」「Johnny B. Goode」
M6:「My Eyes Adored You」「君の瞳に恋してる」(中川晃教ソロ)
M7:「September」「Stayin’Alive」(大澄賢也ダンス参加)
M8:「Holding Out For A Hero」(鈴木瑛美ソロ)
M9:「Ch-Check It Out」
M10:「SAMURIZE」(SAMURIZE from EXILE TRIBEダンス)
M11:「舞踏会」
M12:「魔法」
M13:「魔法」(フローラ登場)
CC:「舞踏会」+M12「魔法」

<出演者>
ストーリーテラー:大澄賢也
中川晃教(特別出演)
少女:ASUKA Yazawa
鈴木瑛美子
SAMURIZE from EXILE TRIBE

(以下五十音順)
阿部雄大、井上弥子
大隣さやか、岡崎大樹
Osshi、尾関晃輔
鹿糠友和、Kizuku
郡司瑞輝、kouta hisadome
小林良輔、佐久間雄生
佐々木俊介、Sarry
澤村亮、清水錬
SHUTO、Shyuto Chen
輔田晃、鈴木ゆま
瀬沼真幸、武市悠資
竹内秀明、富田亜希
富永雄翔、NAMImonroe
羽賀悠仁、萩原悠
橋本有一郎、平湯樹里
広瀬斗史輝、冬川耕佑
星小百合、堀江慎也
MAOTO、三川屋翔平
三好将太、矢内康洋

<STAFF>
作・演出・「Flora」監修:宮本亜門
「Flora」制作:ヤノベケンジ
「Flora」衣裳協力:増田セバスチャン
舞台美術:伊藤雅子
音楽:小林岳五郎、山下康介
振付:麻咲梨乃、新海絵理子、三井聡、TAICHIRO NOZAKI(LDH stage Inc.)、EGA(株式会社演舞麗夢)
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:冨沢ノボル
美術施工:小林等(金井大道具株式会社)
照明:関根聡(株式会社アートブレインカンパニー)
音響:川嶋力(株式会社アートブレインカンパニー)
レーザー:矢萩秀二(株式会社ルースカスタム)
特殊効果:緒方宏幸(有限会社インパクト)
SAMURIZEシステム開発・ライティング演出:藤本実(mplusplus株式会社)
仮面制作:江川悦子(メイクアップディメンションズ)
演出助手:成平有子
舞台監督:北嶋公章
制作管理・舞台監督:占部秀伸(株式会社ウイズダムファクトリー)
制作助手:藤田里紗(株式会社WM)
プロデューサー:松堂今日太(株式会社WM)
特別協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリー、東宝株式会社、東宝舞台株式会社、
artis(アーティス)、メイクアップフォーエバー、アンブリオリス・ジャパン株式会社、
プリシラ、ウイッグシペラス、ALES SHOP、株式会社マンダム、サンスター株式会社

【Hibiya step show概要】

公式ページはこちら

<公演期間>
2018年4月27日(金)~5月6日(日)

<公演時間>
各回30分程度

<会場>
日比谷ステップ広場

【Hibiya Ffestival概要】

公式ページはこちら

<期間>
2018年4月26日(木)~5月20日(日)

※コア期間:2018年4月27日(金)~5月6日(日)

オープニングショー:2018年4月26日(木)

主催:三井不動産株式会社、一般社団法人日比谷エリアマネジメント
協力:帝国ホテル、東宝株式会社、公益財団法人ニッセイ文化振興財団(日生劇場)、
株式会社ニッポン放送
特別協力:文化庁、東京アート&ライブシティ構想実行委員会、公益社団法人日本芸能実演家団体協議会

【日比谷ステップ広場】

オープニングショー:2018年4月26日(木)
シンボルオブジェ「Flora(フローラ)」展示:2018年4月26日(木)~5月20日(日)
Hibiya Step Show:2018年4月27日(金)~5月6日(日)
JOHNNIE & HIGHBALL Hibiya Garden:018年4月27日(木)~5月20日(日)

【Q HALL】
The Stage:2018年4月27日(金)~5月5日(土)

※その他、期間中には、周辺施設でも特別イベントを開催予定

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