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劇団四季、創立60年を記念し『ミュージカル南十字星』を上演

劇団四季は創立60年を記念し、四季オリジナルミュージカル“昭和の歴史三部作”を順次上演する。上演されるのは『ミュージカル李香蘭』、『ミュージカル異国の丘』、『ミュージカル南十字星』の三作品。

“昭和の歴史三部作”の先陣を切って上演されるのは『ミュージカル南十字星』。“三部作”の完結編として公開された同作は実在する人物を伝記的に描く方法を取らず、史実に残された記録をフィクションとして再構成した作品となっており、シリーズの集大成となっている。04年東京初演では、約4ヶ月のロングランを達成し、以降、京都、名古屋で上演。上演が行われていない地域でのリクエストも多く寄せられている。

 ミュージカル南十字星 撮影:上原タカシ 

主人公の学徒“保科 勲”とインドネシア留学生の“リナ・ニングラット”(撮影:上原タカシ)

  戦後68年。若い世代にとって戦争は遠い出来事となり、戦争体験世代の高齢化によって、語り部も失われつつある。果たして“昭和の戦争”がどのようなものであったのか、その実相に迫る作業は今後ますます難しくなっていくのではないだろうか。悲劇が繰り返された“昭和”という時代を風化させてはいけない。その想いから、四季は一連の作品を製作、上演を続けている。昭和という時代と、戦争の悲劇に正面から向き合い、時代の真実に迫った三部作は日本人の心に寄り添った主題を扱っていることもあり、高い評価を受けている。創立60年を記念して上演されるにふさわしい演目だ。

劇団四季の演出家である浅利 慶太が企画・構成・演出を担当。四季オリジナルミュージカルの真骨頂とも言える同作を劇団四季ファンのみならず、日本人として見逃せない。

<ストーリー>

太平洋戦争前夜、京大に学び、理想に燃えながら南方へと出征していった若き学徒は、なぜ処刑台に消えたのか。日本軍政下のインドネシアを舞台に、これまであまり語られることがなかった「BC級戦犯」の悲劇を描く

 

【公演情報】

公式ホームページはこちら

・公演日程:5月19日(日)~6月1日(土)<13回>

・会場:四季劇場[秋] (東京都港区海岸1-10-48)

<アクセス>

JR山手線/京浜東北線 浜松町駅北口より徒歩約7分

地下鉄都営浅草線・大江戸線 大門駅B1番出口より徒歩約9分

新交通ゆりかもめ 竹芝駅から徒歩約3分

・料金:S席9,000円/A席7,000円/B席5,000円/C席3,000円

バルコニー 4,000円/学生バルコニー 2,000円(要学生証)

・予約方法 ネット予約:SHIKI ON-LINE TICKET http://489444.com

(24時間受付。ただし、発売初日は午前10時より)

電話予約:劇団四季予約センター  0120-489444(午前10時~午後6時)

直接購入:各劇団四季専用劇場

JR東日本主な駅のみどりの窓口とびゅうプラザ

 

チケットのご購入はお早めに!

 

【『ミュージカル南十字星』南方戦線従軍体験者 ご招待 について】

南方戦線従軍体験をお持ちの方に『ミュージカル南十字星』を是非ご覧いただきたく、東京公演期間中にご招待いたします(観劇希望日の3日前まで受付)

お問合せ先:劇団四季東京公演本部『ミュージカル南十字星』ご招待係

℡03-5776-6730(受付時間:10時~18時 土日祝休)

 協力:劇団四季

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