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『ミュージカル バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜』制作記者発表を実施

『ミュージカル バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜』の制作記者発表が7月8日開催され、脚本、演出担当のG2さん、監修担当の小林裕幸(CAPCOM)さん、作曲、音楽監督担当の和田俊輔さん、出演者の柚希礼音さん、横田栄司さん、渡辺大輔さん、平間壮一さん、海宝直人さん吉野圭吾さんが登壇しました。

人気ゲーム・映画を原作に

原作は日本が世界に誇るサバイバルホラーゲーム「バイオハザード」。1996年にゲームソフトとして発売され、これまでのシリーズ累計出荷は6,600万本という驚異の大ヒット作。日本のみならず、アメリカ、ヨーロッパをはじめ、世界各国で絶大な支持を得、2002年にはハリウッドで映画化。空前の話題作はシリーズ化され、本年12月には全米に先駆け、シリーズ6作目・最終章となる新作が日本公開。「バイオハザード」20周年という記念すべき本年にふさわしい、映画、そして、舞台とニュースが尽きない一年となっています。

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この“人類を滅亡へと向かわせる「ウィルス」との壮絶な戦い”というゲーム原作のモチーフを、オリジナルミュージカルとして大胆に創りあげるのは、『マイ・フェア・レディ』『嵐が丘』など、ミュージカル、芝居、翻訳ものから文芸作品と多岐にわたり活動しているマルチな演出家G2さん。監修は、バイオハザードや戦国BASARAなど数々の人気ゲームに関わるCAPCOMのゲームプロデューサー小林裕幸さんが担当。

DSC_0131脚本・演出を担当するG2さん

ゲームプロデューサー小林裕幸さんの絶大な信頼もあり、脚本含め完全オリジナルストーリーで展開されるとのことです。ホラー作品を見るのは得意でないというG2さん、脚本を作るにあたり、ウィルスのみならず量子学も学ばれたということで、どのような作品になるか楽しみですね。

主演は柚希礼音

主演は10年に一人の逸材と言われ、宝塚歌劇100周年を飾った元宝塚歌劇団星組トップスター 柚希礼音。

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宝塚歌劇で培われた美とカッコよさを持ち合わせた類い稀なるスターとして活躍した彼女が初の女性としての主演ミュージカルに挑戦します。

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ゲームはあまり挑戦したことがないという柚希礼音さん、「バイオハザードは最初の敵が倒せなく、ゲームが進まない。敵から逃げ出してしまいたくなるので、舞台はどうなるか・・・(笑)」とコメントし、「CAPCOMさんにゲームを教わりに行きたい!」ゲームプロデューサーの小林裕幸さんに助けを求める場面も。

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バイオハザード、G2、そして柚希礼音さんという最強の組み合わせで繰り広げられる『ミュージカル バイオハザード〜ヴォイス・オブ・ガイア〜』。この秋、注目のオリジナルミュージカルになりそうです。

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【公演概要】

東京公演 赤坂ACTシアター
9月30日(金)~10月12日(水)

大阪公演 梅田芸術劇場メインホール
11月11日(金)~11月16日(水)

公演に関する詳細はこちらをご覧ください。

<ストーリー>
アドリア海沿岸のとある城塞都市。過去の記憶を失くしたリサ・マーチン(柚希礼音)は、食料調達に出かけた仲間たちの帰りを待っていた。

周りを囲む“奴ら”から逃れ、命からがら戻れたのはたった2人、その片割れのマルコ(KYOHEI)が“奴ら”に噛まれていた。

絶望が広がる中、唯一の生き残りロブロ(平間壮一)が、噛まれても生きている少女がエーゲ海の小島にいるらしいと告げる。
医師ダン・ギブソン(渡辺大輔)はその少女の抗体から血清を作ることを提案。
ダンとロブロ、空軍オタクのゼルグ(有川マコト)が小島へ向かうことに。

出発の時、“奴ら”の目を逸らすため、音楽家ロベルト(海宝直人/村井成仁)を中心に音楽祭が開かれた。
3人を上手く出発させたと思いきや、奴らは暴れ出して住民を襲う。
リサと武闘派のチャベス(横田栄司)がどうにか退治するが、チャベスの愛息ジルマが噛まれてしまった。
2日以内に血清を打たなければ!リサとチャベスはジルマをつれて小島を目指す。
その途中、空軍基地でリサはモーリス・グリーン大佐(吉野圭吾)と軍医ジョー・ナッグス(壤晴彦)から意外な自分の過去を知る…。

果たしてリサたちは血清を手に入れ、世界を救うことができるのか?

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