コンフェティ
世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

富士急ハイランド、2015年夏の新施設を発表

富士急ハイランド、2015年夏の新施設プレビューが開催されました。

富士急行代表取締役社長・堀内光一郎さんから、各施設の案内や今後の展望についてのお話がありましたので、その内容についてお伝えします。

世界文化遺産「富士山」の魅力をさらに訴えるファミリー・外国人観光客向け施設

まず富士山の世界文化遺産登録から2年経ったことに触れ、インバウンド観光の好調さに触れ、ファミリー層への訴えかけを宣言。
「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」の夏の風物詩、「じゃぶじゃぶパラダイス」についてはスケールアップを行い今年もオープン、すでに反響を得ているとのこと。
また富士山2合目の遊園地「ぐりんぱ」にも”はねるアスレチック「ふわふわカーニバル」”をオープン。
さらに、富士五湖地域の人気観光スポット「忍野八海」の入り口近くに「しのびの里」をテーマとした観光施設を2015年10月10日にオープン予定。海外からの観光客の「忍者」需要にも応える施設として新たに富士観光の名所の一つを目指せる、という意気込みでした。

「絶望要塞2」

・初代絶望要塞の伝説

オープンから3年が経過した初代絶望要塞は、「脱出」をテーマにし、「不条理」「徒労」「虚脱感」「絶望」をコンセプトにしたアトラクションとして企画されたものでした。2012年9月14日には、体験人数のべ7万2134人目で初の脱出成功者が生まれ、また翌年3月14日、24万6876人目で、2組目の脱出成功者が出ました。8人組男女グループで、リーダーは300回以上の挑戦を重ねたとのこと。最終的に、2015年6月のクローズまでに113万4932人の挑戦のなか、2組12名だけが脱出に成功するという結果で、企画当初の目標数値であった「10万人に1人くらい」の脱出成功確率となったのでした。まさに中毒症状を呼び起こすといえるこのアトラクションは、1500回以上の挑戦を重ねたチャレンジャーをも生み出しました。このように「人生をかけたチャレンジャー」も存在する中で「いい加減な形でスペックを変えたり、閉鎖したりすることが難しくなってきた」と堀内さん。

5D3D8068

・「脱出」から「潜入」へ

しかしながら同時に、初代絶望要塞は、「大きな自己矛盾を抱えている認識があった」と堀内さんの言葉。具体的には、「脱出」を目標として、達成できないのであれば2時間でも3時間でも、1日でも2日でも囚われたままというのが本来の「要塞」でありながら、危険が伴うことや様々な事情からそれは難しく、落とし所として最終ステージまでクリアできれば脱出に挑戦でき、それ以外の方は強制退去という形を取らざるを得なかった。結果的に85%の方が第1ステージで強制退出となり、施設を長時間楽しむことはできなかった。いわば 「強制”脱出”」させられてしまうという点だそうです。『その点を見直すため、「脱出」から「潜入」へと方向転換を行った』また、「ミッションも運・手数を要するベタなものから、合理性・科学性・テクノロジーを重要視し、頭を使う・努力する、そういったことが潜入を可能にする施設とした」と語ります。そして、「潜入を拒む」という観点から、日本のセキュリティの第一人者であるALSOKとの協力で、最新型自律走行警備ロボット「Reborg-X」が挑戦者の侵入を拒みます。「どなたも侵入できない自信がございますが、是非皆様には侵入、そして脱出に成功していただきたいと思います。」と堀内さんは締め括り、無敵の要塞の風格を改めて示しました。

コンフェティ編集部の体験レポートはこちら

「絶凶・戦慄迷宮」

・7代目「戦慄迷宮」の、本能に訴える恐怖

5D3D8074

1999年以来、17シーズン目を迎えた7代目戦慄迷宮は、中国を筆頭として世界的に支持が高いコンテンツであり、富士急ハイランドの目玉の一つでもあります。今回のリニューアルでは映像・音響面において最先端のテクノロジーを導入し、これまでにない恐怖感を演出しているとのこと。堀内さんが「実際体験したが、ここまで人間の恐怖心に漬け込む演出をするとは、企画した連中は相当性格が悪いのではないか」とジョークを飛ばす場面も。また、今回はかつての名器と呼ばれたホラー施設、「処刑の館」を再現したサウンドホラー施設「血に飢えた病棟」を同時にオープンし、ますます恐怖を感じる世界へ。最後に、「初代の頃にあったような、本物の廃屋を利用した戦慄迷宮への原点回帰を来年以降考えていきたい」というコメントもあり、ますます今後も戦慄迷宮コンテンツから目が離せません。

カメラマン、思わずリタイア!? 「絶凶・戦慄迷宮」体験レポートはこちら

「リサとガスパールタウン」

・「日本語へ翻訳されて15年、ファミリー向けコンテンツとしての定着を」

5D3D8078

オープンから2年が経つリサとガスパールタウンについて、日本語へ翻訳されて15年と重なる節目として、施設のさらなる充実を図り、スウィーツやアフターヌーンティーを楽しめるレストランをオープンします。堀内さんによれば、このリサとガスパールタウンは訪れた方から「とても綺麗な風景で、(おどろおどろしい戦慄迷宮など)富士急のイメージとは真逆だ。意外だ」などのコメントをいただくことがあるということですが、「今後はむしろそのような、ファミリーに訴えていけるコンテンツの拡充を図り、世界に誇れるファミリーエンターテイメントのテーマパークを作っていきたい」ということです。

 - 富士急ハイランド