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「ハピネス・オン・ハイ」の魅力を探る

20:30-
「みんなー今日は楽しかった?さあ、空を見上げてごらん。みんなのハピネスがここにあるよハハッ!」
ミッキーの声を聞いたゲストが次々に夜空を見上げると、一日を締めくくる魔法のひとときがはじまります。

今回は、毎晩舞浜周辺の風速解析データを基にした花火の開催予報および開催報告を行っているTwitterアカウント舞浜花火(@maihama_hanabi)運営部が、30周年のスペシャル花火「ハピネス・オン・ハイ」の魅力をお伝えします。

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日本の花火には、人々の心にある思い出を呼び起こしてくれる力があります。
災害の慰霊として花火が打ち上げられるように、日本の花火が持つ意味はお祝いだけではありません。
つまり、パークで遊んだ一日の終わりに上がる花火には、楽しかったパークでの思い出を振り返る効果があるのです。
これがパイロショーと花火の大きな違いです。

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世界のパークでも花火の持つ意味合いがそれぞれ異なっています。
花火を音楽に合わせストーリーを持たせることで感動的なショーとして成立させているアメリカ・ウォルト・ディズニー・ワールド、マジックキングダムの「Wishes」。
一方カリフォルニア、ディズニーランドの「Remember… Dreams Come True」では日本の花火のような意味を持たせています。
そのために花火と曲でパークを一周するというコンセプトを用い、ゲストが体験したアトラクションを見せることで思い出を振り返るショーになっています。

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東京の花火ショーは「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」など、定番のディズニーミュージックに乗せて花火を見せることで、一日浸ってきたディズニーの世界での思い出を振り返る効果を生み出しています。
30周年アニバーサリーの東京ディズニーリゾートでは、”ザ・ハピネス・イヤー”としてパーク中がテーマソング「ハピネス・イズ・ヒア」で溢れています。
そんなハピネスに溢れた一日の最後に、その日のハピネスを振り返るのが「ハピネス・オン・ハイ」です。

30周年のパークではあちこちで「ハピネス・イズ・ヒア」を耳にします。そんな場所のひとつひとつ、ハピネスのひとつひとつが大輪となって空に浮かぶショー、ハピネス・オン・ハイ。
そんなショーのホストを務めるミッキーマウスの言葉をもう一度見てみましょう。
「みんなー今日は楽しかった?さあ、空を見上げてごらん。みんなのハピネスがここにあるよハハッ!」

・30周年を祝う花火とシンデレラ城(2013年4月13日スペシャルナイトにて撮影)

いよいよ30周年もフィナーレ。
楽しかった一日の思い出と一緒に、ハピネスに溢れた一年間の思い出も夜空の花火に重ねてみてはいかがでしょうか。

 

【寄稿者情報】

舞浜花火 さん

舞浜付近の気象データを基に、舞浜での実測値を含めた独自の解析によって花火の開催確率を発表しているTwitterアカウント。
実際に花火を開催したか、中止の場合は理由も含めて報告も行っている。
また、開催報告スピード向上のため、開催/中止理由の報告を募集しているそうです。

Twitter:@maihama_hanabi

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