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舞台「二十日鼠と人間」公演スタート!

『怒りの葡萄』や『エデンの東』などで知られるアメリカのノーベル賞作家、ジョン・スタインベックが1937年に発表した小説を原作とし、スタインベック自身が戯曲化した作品、「二十日鼠と人間」。
世界中で高い評価を得ている本作を、小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカルと多種多様なジャンルで精力的に活動する鈴木裕美が新たに演出を手掛けて上演することになりました。
主演には、意欲的に舞台出演を続けている三宅健。常に視野を広く持ち、様々な文化・伝統などに造詣が深い三宅が実に10年ぶりとなる鈴木の演出で、苦悩と葛藤を抱える主人公、ジョージを演じます。

初回の公演に先駆け、公開ゲネプロと囲み取材が行われました。

公開ゲネプロの様子

1930年代、世界大恐慌時代のカリフォルニア州。

出稼ぎ労働者ジョージとレニーは、いつか自分たちの農場を持つ夢を持ちながら、いつも共に行動している。しかし、頭の回転が悪い大男レニーがいつも問題を起こすので、数々の農場を渡り歩くはめになっていた。ジョージは失敗ばかりするレニーの尻拭いをする毎日だが、見捨てることは出来ずにいる。レニーはそんなジョージに頼り切っていた。

レニーが問題を起こし、前の職場から逃げた2人は新たな職場である農場にたどり着く。ボスと呼ばれる管理人の農場で働くことになるが、レニーはボスの息子のカーリーになぜか目をつけられる。カーリーは若さと美貌を兼ね備える妻を迎えたばかりであったが、なぜかイライラしていた。

ジョージとレニーは労働者のリーダーで賢いスリムの下で、下品で無神経なホイットやカールソン、黒人であるがために馬小屋に住まわされているクルックス、片手が無い老人キャンディと共に働き始め、生活を共にしてゆく。

ジョージはレニーに、農場で面倒を起こさないよう言い聞かせながら、仕事の合間にはいつも2人で夢を語っていた。

ある日、2人の語る夢を聞いていたキャンディが、「隠し持っている貯金があるから、仲間に入れてほしい」と2人に持ちかけてきたことで、描いていた夢が現実味を帯びてくるが……。

 

囲み取材の様子

登壇されたのは、ジョージ・ミルトン役の三宅健さん、カーリーの妻役の花乃まりあさん、レニー・スモール役の章平さん、ボス役の藤木孝さん、キャンディ役の山路和弘さんの5名。

初日を迎えた今の意気込みは?

三宅さん「この「二十日鼠と人間」の世界に参加して下さっている出演者の皆さんと一緒に、ドップリ漬かれたら良いなと思います。難しい役なので本当に色々と演出家の方々と役者の皆さんと一緒に、色々ディスカッションしながら作って来たんですけど、演出の鈴木さんとは10年ぶりにご一緒させて頂いて、鈴木さんの思い入れのある本作についてじっくりと話し、この戯曲をどういう解釈でこのカンパニーではやりましょうか?という事を、稽古をする中で沢山話しながらして行く感じです。」

出演者の皆から見て、座長・三宅健はどんな印象でしょうか

藤木さん「頼もしい主役です。頼りにしています。」

山路さん「よく台詞を忘れてもフォローしてくれます。今日のゲネプロは私がストーブを間違ってコタツって言っちゃったけど。」

章平さん「ずっとドシッっと見て下さっているので、僕は安心してレニーとして頼りきっています。」

花乃さん「本当にどの瞬間を切り取っても何時も美しくカッコよく、そして、とても優しく暖かく接して下さるので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」

章平さんと仲良くやっているが、二人の掛け合いなどは?

三宅さん「彼とは初めての舞台なんですけど、二人の凄く密な関係が作品の中で重要なので色々とずっとやってきました。立ち稽古の前に二人で集まって台詞合わせとか自主練もして、そんな事、人生で一度もやった事無かったんですけど、今回初めてしました。」

それはどちらが先に声を掛けて?

三宅さん「これが凄い話で、本読みの後に次の仕事に僕は行かなければならなかったんですけど、“立ち稽古の前に読み合わせしたいなぁ”と僕も思っていたんですよ。そしたら彼も読み合わせがしたいなと。お互いに言い出せない二人を瀧川さんが取り持ってくれて、「向こうも呪文の様に読み合わせしたいって言ってるよ」と言ってくれて、じゃあ、やろうかと。」章平さん「読みあわせをするとやっぱり安心しました。一幕冒頭の2人のシーンを一緒にやってました。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします

三宅さん「劇場に見に来られる皆様、是非ともこの「二十日鼠と人間」の世界にドップリ浸って頂ける様、私達、日々精進いたしますので宜しくお願い致します。」

【舞台「二十日鼠と人間」公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
東京公演:2018年10月3日(水)~10月28日(日)
大阪公演:2018年11月8日(木)~11月11日(日)

<会場>
東京:東京グローブ座
大阪:森ノ宮ピロティホール

<公演時間>
約2時間50分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
東京:S席8,800円A席7,800円B席5,800円
大阪:8,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
ジョージ・ミルトン:三宅健
カーリーの妻:花乃まりあ
カーリー:中山祐一朗
スリム:姜暢雄
クルックス:池下重大
ホイット:瀧川英次
カールソン:駒木根隆介
レニー・スモール:章平
ボス:藤木孝
キャンディ:山路和弘

<STAFF>
原作:ジョン・スタインベック
翻訳:広田敦郎
演出:鈴木裕美
美術:土岐研一
照明:笠原俊幸
音響:井上正弘
衣裳:黒須はな子
音楽:岩崎廉
ヘアメイク:宮内宏明
演出助手:元吉庸泰
舞台監督:藤井伸彦
製作:ニューフェイズ
運営協力:キョードー大阪(大阪公演)
宣伝:ディップス・プラネット
プロデューサー:堂本奈緒美、松本安充
主催:東京グローブ座
企画・製作:Quaras

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