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『SaGa THE STAGE~七英雄の帰還~』製作発表記者会見開催!

1989年12月に当時の株式会社スクウェア(現株式会社スクウェア・エニックス)が発売したゲームボーイ用RPGゲーム「魔界塔士Sa・Ga」をシリーズの第一作とし、全世界累計出荷本数およびダウンロード数の合計が約1000万を超える、ファイナルファンタジーシリーズと肩を並べる旧スクウェアが誇る人気タイトルであり、来年シリーズ生誕30周年を迎える「SaGa」シリーズ。

昨年2017年4月15日~5月7日にかけて、東京、大阪、福岡、愛知の4都市にて公演された、30-DELUX SQUARE ENIX Special Theater『ロマンシングサガTHE STAGE ~ロアーヌが燃える日~』は「SaGa」シリーズ初の舞台化、そして30-DELUXが得意とするアクションと観る物を魅了する殺陣で、ロマンシング・サ・ガ3の世界観を見事に表現、大好評を博しました。

あれから凡そ一年、「SaGa」シリーズ舞台化第2弾作品となる、『SaGa THE STAGE~七英雄の帰還~』の製作発表記者会見が、東京都新宿区の新宿イーストサイドスクエア内の株式会社スクウェア・エニックス本社にて行われました。

記者会見に登壇されたのは、本作の主役、ノエルを務め、また初の演出にも挑戦する佐藤アツヒロさん。アクション監督(殺陣指導)を務め、ノエルの親友にして七英雄のリーダー、ワグナスを演じる中村誠治郎さん。本作の振付を担当し、ワグナスの従兄弟、スービエを演じる平山佳延さん。「サガ」シリーズの生みの親であり、本作の世界観監修・脚本原案を務める河津秋敏さん、脚本家のとちぼり木さん、サガシリーズプロデューサーの市川雅統さんの6名。

まず、MCからの質問で舞台化第2弾はどのような経緯で決まったのかという問いに、市川さんは「昨年2017年の12月に、ロマンシング・サガ2のリマスター版をリリースしたその後位にアツヒロさんと、とちぼりさんが「面白い事をやりたい」という話から始まったんですが、まさかこの製作発表まであっという間に来るとは思って無かったという感じですかね。今年「サガ」シリーズは8月2日に新作の『サガスカーレットグレイス緋色の野望』というタイトルが出るんですが、丁度良いタイミングであり、今回の『SaGa THE STAGE』に繋がっています。」と思った以上のハイペースで話が進んでいると言及。

佐藤さん、中村さん、平山さんの熱い思いが今回の第2弾に繋がったとの事だが?との問いに、「今回に関して言うと、前回の舞台が有ったからこそ新しい事をやりたいというのがあったので、それに対して、僕達スクウェア・エニックスはどの位の事が出来るんだろうという所から始まっていて、かなり熱い思いを受け止めた形にはなっていると思います。」と市川さん。

河津さんには、第2弾にどのような期待をしているか?との質問が飛びますが、「舞台はゲームとは違って、役者が居る舞台と見る側の客席が同じ空間、時間を共有するという点がゲームのようなメディア上に乗っかったエンターテイメントとは違った楽しみがあるので、前作は何度も公演を見させてもらったんですが、色んな所で毎ステージごとに違う体験が出来て感動しました。今回もまた、色んなワクワクする体験が出来るんじゃないかなと期待しています。」と舞台は生き物だという事をあらためて話されました。

前作に続き脚本を手掛ける気持は?と、とちぼりさんへの質問に「「サガ」シリーズは河津さんの描く登場キャラクターが凄く人間味に溢れたキャラクターが多く、ユーモアに溢れていて“3次元”になった時に魅力を発揮するキャラクターばかりなので、舞台では凄く映えるんじゃないかなと。魅力溢れるキャラクターと役者が合致した時に出てくる台詞だったり、ドラマだったりを大事にしたいなと思います。」

今回、七英雄をテーマにした意図は?との問いに「七英雄はゲーム内では敵なんですけど、敵のドラマを描く事で、「あの時僕等が倒した七英雄がどんなドラマを背負っていたのか?」というのが分かると更にまたゲームが楽しくなるし、深く深く掘り下げられたらなと思います。」とのお答え。

キャスティングにもとちぼりさんが、深く関わっているとの話に「僕個人がというよりも、スクウェア・エニックスとして今回は原作ファンの方のイメージを大事にしたいというのと、役者個々の魅力がキャラクターに如何生かされるか、という所に重点をおいて、スクウェア・エニックスで大部分決めさせて頂きました。」

どの様な経緯で佐藤さんへ演出をお願いしたのか?との質問には「前回の公演の稽古場にしょっちゅう行っていたんですけど、アツヒロさんの周りには自然に人が集まって来て、役者の人達がアツヒロさんに如何したら良いかを聞いている内にもう、演出をしちゃっている感じになり、自然な流れで本作の企画が立ち上がった時にアツヒロさんしか居ないなという所でお願いしました。」と佐藤さんの人望の厚さが決め手になった様子。

演出を依頼された気持は?と佐藤さんへの問いに「僕も2000年から初舞台を踏んでから18年、色んな演出家の方とやってきて、色んな刺激を貰い、その中で4,5年前位から自分の中では演出家という一つの物を造る、一番先頭に立つというものに興味を持ち出してきたのも事実で、それを踏まえて自分が舞台をやる上でその時の演出家さんを色々観たり、観察したり勉強したりもしてましたし、色々な舞台を見に行った時にも照明をチェックしたり、舞台転換等も見たりして、何時か、そういう機会が有れば…と思っていた所に。僕が凄く好きなジャンルなんですよ。技を出したりとか、冒険活劇とか大好きなので。色々これまで自分がやって来た事が有るんですけども、今だから出来るという思いもあると思うので、演出を受けさせて頂きました。」

大好きな作品で演出を担当するのは興奮したか?との質問に「なんせ初めてなので、自分でもどうなるか分からないんですけど、ウチの事務所で言うと錦織一清先輩が演出をなさっているので、先輩に続け!じゃないですけど、僕の中では新しい世界に行っても良いかなと思いつつも、ここで自分の中で面白かったのが、主演をやるという事なので「両方かい!!」っていうこれマジで“有り”だぞっていうのもあるので。ただ、主演はこれが初めてではなく、冒険活劇というか原作モノだったら、昔、劇団☆新感線で「犬夜叉」をやった経験もあるので、そういう意味での一体化されたものを演じるというのは、僕は大好きなので、頑張ろうかなと思ったんです。」と答える佐藤さん。

演じる七英雄のノエルはどんな役?との質問に「基本的にちょっと僕っぽいです。とちぼりさんが僕をノエルにした理由が台本読んで凄く分かりました。七英雄のリーダーはワグナスなんですけども、彼を支えるのがノエルだといわれまして。また僕の中で7という数字は凄くでかいので、七英雄の帰還というタイトルも自分の中では“おっ”と思っていたり。僕の人生の中でこういう巡り会いなのかなとおもって、しっかり務めさせていただきたいと思います。」と運命を感じている様子。

ワグナス役としての意気込みは?との中村さんへの質問に「ワグナスは七英雄内でのリーダー的存在なので、勿論、アツヒロさんを筆頭に僕もいい歳なので、おんぶに抱っこではなく自分も引っ張っていく一人の存在になれたら良いなと思っております。」と答えました。

アクション監督として気合が入っているか?との問いには佐藤さんから「今回、僕ととちぼりさんで、新しい若いチームを作っていこうって例えば僕が大御所の振付師や殺陣師を連れて来ちゃうと“違うんじゃないか”という話になり、色々喋っている中で中村誠ちゃんがメチャメチャ殺陣が上手くて、誠ちゃんにどう?って話して、いいねってなって」と答えました。

中村さんは「ぼくもそう言って頂けるのが凄く光栄で、やるからには今までの集大成全て、人生で一番頑張らなければいけないんだろうな、と。今まで殺陣の振付や指導もさせて頂いた事もあるんですけども、こうやって名指しで最初から言って下さったからには、自分が持てる最大限の事はやりたいなと思っています。しかもアツヒロさんとはよく話せるので、せっかくなのでそのディスカッションも含めて稽古場でいっぱい話をして、僕一人で作り込むんだと余り思い過ぎずに、アツヒロさん達の御知恵を借りながら、補佐の新田健太と共に、皆で作り上げて行きたいなと思っています。」と中村さんが話している端から食い気味に佐藤さんが「殺陣をつける時って補佐が大事なんですよ。先ほど出た新田健太さんは僕も知っていて、“にっちゃん出ないかな~”とおもっていた所に新田ちゃんの名前出すからうそでしょ?!一緒じゃん!という感じが最高だったんです我々♪」と新宿で飲んできた時に話がドンドン決まっていく様子を暴露する佐藤さん。中村さんはロマサガ2を9回クリアした筋金入りと聞いたが?との質問に、「ワザと武装船団を仲間にしなかったり、サラマンダーを選ばなかったり、コッペリアをワザと皇帝○×△□!$%#&……すいませんでした。」

平山さんはスービエ役だが?との質問に「このお話を頂いた時に「良いの?俺で?」っていう感じだったんですけども、この信頼できる仲間達がぜひ参加してほしいとの事で、僕も命をかけて魂込めてやらせて頂くという所存でございます。」と答え、振付担当だが、どの様な振付になるのか?との質問に「そうですね、まだここから…」っと、平山さんが話している途中でまたも佐藤さんが食い気味に「これもそうなんですよ。振付を大御所に頼むのか如何するのかという事を喋っている内に、彼は踊りの先生もやっているので、じゃあ行く?!行こうか?!という話から決まって○×△□…と、それが新宿の話です。」と新宿か恵比寿で大体の話が決まるという実話を暴露します。

前作にも出演された3名だが、中村さんと平山さんから見て佐藤さんはどんな演出家になりそうか?との問いに「前回も周りからの信頼が厚かったので、本当のこの人に付いて行けば大丈夫。そして何より熱い人なんですよ。この世の中冷め切った人が多いじゃないですか。でもアツヒロさんが「やろうっ!!」ってなった時には“よしっ、やろうぜ”みたいにこっちがワクワクさせてくれるというか。なので良いカンパニーになるんじゃないかなと私はおもっております」と平山さん。

中村さんは「こんだけ大先輩でいらっしゃるのに時には同じ目線で相談にのってくれたりとか、ふと悩んできる時とかに殺陣の事も芝居の事も聞いていなくともスッと押し付けがましくなく、凄く自然に一番腑に落ちる答えを言って下さるのでアツヒロさんが演出を担当するってなった時には何の心配も無い感じで、全部アツヒロさんに聞こうかなと思っています。」と皆の兄貴な佐藤さんを信頼している様子。

そして本作に出演する出演者全員が発表された所でとちぼりさんに改めて本作はどのようなストーリーになるか?と質問が飛ぶと「七英雄というのは異質な存在でして、英雄と名前は付いてはいるんですけども、人の為に血を流して戦って、堕ちた英雄となり人の敵になるという存在なんですが、堕ちた英雄という意味では、イメージとしては新撰組に近いのかなと思います。原作を知らない方も、ファンタジーの世界に生きる新撰組を観に来る位のつもりで来て頂いて。ゲームを知らない方でも伝わる様に丁寧に丁寧にストーリーを作って行こうかなと思っているので是非、よろしくお願いします。」と答えられました。

続いて質疑応答へ進みます。

佐藤さんへの質問で、今まで様々な演出家と仕事をしてきたと思うが、実際に影響を受けた演出家や、思い出深い演出家のエピソードは有るか?との問いに「やはり劇団☆新感線のいのうえひでのりさんには凄く影響を僕は受けています。本作を演出する事をいのうえさんに直接伝えて、アドバイスを頂いたりしました。あとは、つかこうへいさんも僕の中では影響がかなりあります。また、鈴木勝秀さんという演出家の方も影響はうけていますね。」と答えました。

しごかれた演出家はいるか?との問いに「つかさんに関しては、僕のシーンがドンドン増えていってしまうんですよ。つかさんから見ると僕が面白いみたいなんですよ。だからシーンがドンドン増えていって、稽古始まってから1週間位経ったら、日舞を習いに行けって言われて。女形だからといわれて朝から稽古して13時位に稽古場に行くと女形のシーンが出来ているという、事が有ったり、突然、言われたりとして。でも凄く楽しかったし、新感線のいのうえさんには、犬夜叉の時から舞台の観方、立ち方、見え方とか、見栄の切り方とか、自分の中ではグループ時代は見せ方というのは有ったんですけど、舞台での見せ方とは違うので、勉強になります。」と答えました。

続いて、中村さんへの質問で、ロマサガ2大好きな中村さんがワグナスを演じるとなった時の心境は?との問いに「ワグナスがどういう気持ちで七英雄になったのかという所を一番重点を置いて演じたいと思います。技でやってみたいのが、“音速剣”からの“光速剣”とか。今回、最終皇帝が女なので、ロックブーケのテンプテーションは効かない訳じゃないですか。そこをクルクルクルって回って……とか、いっぱいやりたい事が有ります。」と本番の奮闘を予感させるパワフルなお答え。

最後に役者3名への質問で、「ロマンシング・サ・ガ」の魅力とは?と問われると佐藤さんは「兎に角、人間性に溢れているキャラクターが多く、演劇としても突き詰めるのが凄く楽しいです。前回、自分はシャールという役をやったんですけども、本当に原作のゲームファンの方にも、その場にシャールが居る様だった、と、お褒めの言葉を頂いて凄く嬉しかったので、今回もノエルという登場人物を三次元で表現したいと思います。」と答えました。

中村さんは「ロマサガの魅力はフリーシナリオで、進めていく順番とかで全然違いますし、映像化するにも、舞台化するにも、無限の可能性を秘めている作品だなというのを凄く感じます。人によって見方とかも違いますし、七英雄にも七英雄の中の正義があり、ドラマが凄く色濃く描かれているので、人によって正義とは何なのか?という見方も出来るのではないかなと思います。」と答えました。

平山さんは「ロマサガ2の発売当時の頃ってゲーム内の台詞も、声が無かったりとか、結構、僕達も想像する事が多いんですよね。そこも魅力の一つで、そこをいかにもっと具体的にしていくかというのが先ず楽しいですし、そして皆さんが愛してくれているロマサガを僕もドンドン愛していこうと。それが魅力になっていくんだなとおもっています。」と答え、それぞれの愛をこたえられました。

その後、フォトセッション後に行われた囲み取材にて、劇団☆新感線のいのうえさんから、どのようなアドバイスを貰ったのか?との問いに佐藤さんは「いのうえさんは、「アツヒロには散々言っているから、お前が稽古で聞いてきた事、俺の言葉を信じてそれをやれば何の問題も無い」みたいな言葉を言われたんですけども、後言われたのは、絶対に舞台正面から見て、左右のバランスを考えろという事。最前列から見るのと最後列から見るのと何処から見てもバランスを考えろ、と。後、誰が台詞を喋っているかという時の喋っている時の人の動きを考えろと言われました」と大先輩からの貴重なお言葉を糧にしている様子でした。

ロマサガ2発売当時、家庭用ゲームでは屈指のラスボス集団と恐れられた七英雄。
本公演では一体どの様に描かれるのか楽しみですね。

【公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
埼玉公演:2018年9月21日(金)
東京公演:2018年10月2日(火)~10月8日(月・祝)
大阪公演:2018年10月17日(水)~10月21日(日)

<会場>
埼玉:戸田市文化会館
東京:シアター1010
大阪:サンケイホールブリーゼ

<公演時間>
未定

<料金>
特典S席:10,800円S席:8,800円A席:7,800円(全席指定・税込)

◆S席特典内容
①特製A3クリアポスター(七英雄ゲームイラストデザイン)
②特製LEDライトアップアクリルスタンド1種(七英雄ドットゲーム絵デザイン)

※未就学児入場不可
※S席内の同じ席で、通常のS席か特典付きS席は選択頂けます。(特典は観劇当日会場にて引き換え)
※特典S席は、当日販売はございません。
※特典②の「特製LEDライトアップアクリルスタンド」は全7種類(ノエル、ワグナス、ロックブーケ、スービエ、ボクオーン、ダンターグ、クジンシー)のいずれか一つをランダムでお渡しします。キャラクターをお選び頂く事は出来ません。
※各S席特典共に、出演者のイラストではありません。

<出演者>
ノエル:佐藤アツヒロ
ワグナス:中村誠治郎
ロックブーケ:山田菜々
スービエ:原山佳延
ボクオーン:川田祐
ダンターグ:岩永洋昭
クジンシー:細貝圭
サグザー:野村知広
オアイーブ:谷口あかり
オアイーブの父:石橋直也
レオン:内堀克利
ジェラール:佐藤祐吾
ヘクター:鐘ヶ江洸
キャット:南りほ
エメラルド:浜口藍子
カール・ベイダー:菅本いくみ
ケルート・アウ:我善導
コッペリア:茜屋日海夏
ヒラガ:原武昭彦
スカイア:田畑亜弥
ソウジ:新田健太
リアルクィーン:斉藤瑞季

最終皇帝[女]:平湯樹里
海の主の娘:梅田彩佳

『ターム族(アンサンブル)』
ANGELLA
松藤拓也
福島悠介
湯田昌次
及川崇治
今井直人
中野裕里

<STAFF>
世界観監修・脚本原案:河津秋敏
脚本:とちぼり木
音楽:伊藤賢治
演出・主演:佐藤アツヒロ
主催:SaGa THE STAGE製作委員会

© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
© SaGa THE STAGE Seven Heroes

 

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