「RENT(レント)」伝説のブロードウェイ・ミュージカル20周年記念公演開催中
ブロードウェイ・ミュージカル「RENT」、7年ぶりの来日公演が12月31日まで東京国際フォーラムで開催中。
ミュージカルの歴史を変えた伝説の作品が、誕生20周年を記念したオリジナル演出版で蘇ります。
舞台は1989年のニューヨーク、イーストヴィレッジ。
シンガーソングライターのロジャーと映像作家志望のマークは、2人で暮らすアパートの家賃(レント)すら払えない日々を過ごしています。
クリスマス・イヴ、2人は家賃滞納で立ち退きを通告されてしまいます。
一方、ロジャーとマークの親友コリンズは路上で強盗に遭うものおん、ストリートドラマーでドラァグクイーンのエンジェルに介抱され、2人は運命的な出会いを果たします。
ロジャーはSMクラブのダンサー、ミミと出会うも、一方を踏み出すことができません。
彼は恋人がHIVポジティブと知って自殺を遂げて以来、半年間引きこもっていました。
マークは、元恋人のモーリーンに振り回されてばかり。
そして、ミミもHIVポジティブだと知ったロジャーは心を開いていきます。
エイズ、ドラッグ、同性愛と様々な問題を抱える若者たちのリアルな姿が描かれます。
第2幕のオープニングはRENTでも特に有名な曲「Seasons of Love」。
仲間たちみんなで新年を迎えた彼らは新しい生活を始めます。
ロジャーはミミと、コリンズはエンジェルと暮らし始めます。
一方、マークは生活のためワイドショーのスタッフとして契約。
しかし、ロジャーはドラッグに依存するミミを受け入れられず、エイズを発病したエンジェルはコリンズに看取られる中、永遠の別れを迎えます。
季節は巡り、離散する仲間たち。
やってきた2度目のクリスマス・イヴ。
彼らが再び集まったとき、彼らの歌声は届くのでしょうか…